伊勢の名物餅二軒茶屋餅

築100年の二軒茶屋餅本店。お店でお餅を頂くこともできます。

創業1575年。うす皮の美味しいきな粉餅です。毎月25日には、黒砂糖あんのもちが販売されます。

二軒茶屋餅の隣には、古い時代の興味深い光景を伝える看板があります。
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江戸時代には、関東からの参宮道者は伊勢街道を通り、関西からの道者は伊勢本街道を通って参宮しました。しかし、志摩や尾張 ・三河(愛知県)、遠江・駿河(静岡県)などからは船で参宮し、「船道者」とか「どんどこさん」と呼ばれました。

八丁檜の漁船で、大湊から勢田川水域に入ると、ドンドコドンドコと太鼓や笛・鉦で囃しながら、景気よく繰りこんで来て、神社やここ二軒茶屋などに上陸しました。

二軒茶屋というのは、角屋(餅・現二軒茶屋餅)とその東に湊屋(うどんとすし)と呼ぶ二軒の茶屋があったことによります。角屋は天正三年(1575)の創業と伝えられています。

また明治5年(1872)5月に、明治天皇は西国ご巡幸の際、伊勢神宮にご参拝になりました。この時は軍艦で来られ、鳥羽でご一 泊。25日二軒茶屋にご上陸、両宮御親拝の後、27日ご帰還になりました。共奉した者の中には、新政府の参議、西郷隆盛ほかの名 が見られます。

(二軒茶屋餅の看板より引用)
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何だか伊勢参りは、お祭りみたいですね。訪れる人のワクワク感が伝わってくるようです。

そして、二軒茶屋は名前のとおり、周辺には何もなくぽつんと建っていたんでしょう。

軍艦で来られた明治天皇が、勢田川の船着き場から伊勢参りに向かわれたというところからも、今とは随分違う景色であったことが想像できます。

江戸時代の勢田川は、お伊勢参りの他、物資の輸送になくてはならない川でした。

鉄道が開通したことで、伊勢参りの道のりは大きく変わり、街道沿いの旅館は姿を消し、さらに道路が整備され車が普及したことにより、勢田川は水路としての役割を終えました。

キレイとはいいがたい勢田川ですが、エイが泳いでいるのを時々見かけます。
サギがエイを捕獲したのを見たこともありますが、見届ける時間がなく、飲み込めるのか、毒は大丈夫なのか、とても気になりました。

二軒茶屋餅へのアクセス

本店

三重県伊勢市神久6-8-25
営業時間:午前8時~売り切れまで
最寄駅は、JRの五十鈴ヶ丘駅 徒歩15分程度。

河崎商人館からは徒歩10分程度。河崎からは勢田川沿いを歩くのがおすすめです。

駐車場は、南側の角谷麦酒側にあります。

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