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夫婦岩

二見町立石崎にある夫婦岩。

2つの岩の間からは、
夏至の頃には、遠くに見える富士山の背中から日が昇り、
冬至の頃には、月が上る神秘的な場所です。(初日の出は夫婦岩の間からは見えません)

毎年その頃には、日の出や月の出をみようと、たくさんの人が訪れます。

その夫婦岩には、その東北700メートル沖合の海中に鎮座する、猿田彦大神ゆかりの興玉神石を拝むための、鳥居の役割があると考えられています。

興玉神石は大きな岩礁で、1854年の地震で海に沈んでしまいましたが、かつては、その岩盤に3本の岩柱が付き出ているのを見ることが出来たのだそうです。

夫婦岩にかかる5本の大注連縄は35mの長さがあり、結界の縄とされています。つまり、しめ縄のこちら側が俗世ということです。神は海からやって来られると考えられていたのでしょう。

ところで、あのしめ縄、どれくらいの頻度で張り替えられると思いますか?

答えは、年に3回です。
毎年、5月5日と9月5日、12月の第3日曜に「夫婦岩大注連縄張神事」が行われ、張替が行われます。

いつからかかっているのかは、わかりませんが、700年前には、すでに縄が張られていたことが確認されているそうです。

夫婦岩のそばの興玉神社では、毎年5月21日に、興玉神石の藻を刈る「藻刈神事(もかりしんじ)」が行われます。

藻は、興玉神社でのお祓いや、不浄祓(ふじょうはらい)の守り「無垢塩草」として使われています。

今は省略されていますが、古来からお伊勢参りの人たちは、夫婦岩の付近で、海の中に体を沈めて「浜参宮」と呼ばれる禊(みそぎ)をすることが慣わしでした。

現在も、式年遷宮の行事に参加する人たちは、この輿玉神社でお祓いを受けます。

興玉神社は、夫婦円満、縁結びに御利益があると言われています。蛙の置物は、祭神、猿田彦大神の使いであることにちなんでいるそうです。

参考文献「わが町二見」伊勢市二見総合支所発行

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